新郎父による両家代表による謝辞の基本とポイント

小さい頃の新郎新婦との思い出などや、世界で一番子どもを愛している父の想い、さらには娘（息子）となる新婦（新郎）への感謝の気持ちを伝えましょう。

謝辞といって、形式などに囚われたりせずに、自分の言葉を使ってしっかりとスピーチを行い、来て頂いたゲストの皆様に感謝の想いを伝えることが大切になります。

新郎父による結婚式謝辞の例文

ただいま紹介にあずかりました新郎○○の父で○○でございます。
両家代表といたしまして、皆様に一言御礼のご挨拶を申し上げます。

本日は、ご多忙の中にも関わらず、多数のご列席を頂きまして誠にありがとうございます。

また、ありがたいご祝辞と励ましのお言葉も頂きました事、
新郎新婦はもちろんのこと、私どもも身に余る光栄でございます。

新郎の○○は、小さい頃、野球に興味を持ち始めるようになりました。
私は当時は仕事が忙しい時期もあり、なかなか平日は早く帰ってあげれない父ではありましたが、
休日に、○○と一緒にキャッチボールをしていた事を鮮明に覚えております。

今でも、目を閉じればあの頃の○○の姿や笑顔などが瞼の裏に浮かんでくるばかりであります。

○○はその野球を続けて、高校でも野球部に所属して、
目指せ甲子園を合図に休みの日も練習に明け暮れておりました。
そんな○○を妻と一緒に応援しつつ、試合がある日は、必ず見に行っていたものでした。

野球というスポーツを通して、○○が人間的に大きく成長していく姿を見るのが、
私達夫婦にとって、非常に楽しみでもありました。

決して器用な子とは言えませんが、無骨でも真っ直ぐに、
何事にも真剣に取り組む事ができる男だと思っております。

■■さん、決して出来のいい息子とは申し上げれませんが、
このような○○を生涯の伴侶として共に歩んで行くことを決めてくれて、本当にありがとう！

私たち夫婦も、あなたのような心優しい女性を娘として
家族の一員として迎え入れる事ができることを本当に心から嬉しく思っております。
○○は、本当に幸せ者です。

本日、両名は晴れて夫婦となりました。
とはいえ、まだまだ世間知らずの未熟者同士でございます。

新しい家庭を築くというその道のりは、決して平坦ではないでしょうし、
まだまだ若い2人のことでございます。

今後とも皆様のお導きが必要な時というのがやってくるかと思います。
その際には、皆様の温かいご指導を、何卒よろしくお願い申し上げます。

慣れない宴席で不行き届きの点もあったかとは存じますが、どうかお許しください。
結びに皆様のご健康をお祈り申し上げ、両家代表のご挨拶にかえさせて頂きます。
本日は、誠にありがとうございました。