学生時代の友人スピーチのポイント

学生時代からの友人であれば、他のゲストの方々よりも、より新郎新婦を知っている事になります。

新郎新婦二人の出会いといったような他の誰もがあまり知らない貴重な場面等を知っている場合は、ぜひ紹介してあげたいものです。
ただ、二人の馴れ初めを話す場合は、必ず事前に新郎新婦にスピーチでその事を話しても良いかどうかを確認するようにしましょう。

学生時代の友人によるスピーチの例文

●●、△△ちゃん、結婚おめでとう！
実は、この日の2人のこの姿というのを、5年前からずっと待ち望んでいました！
その夢というか想いが今日現実となって、まるで自分の事のように本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。

いきなり大きな声で話だしてしまって申し訳ございません。
私は、高校時代に新郎新婦と同じ部に所属していた■■と申します。

私は新郎新婦の二人とも、仲間でありますので、
沢山のエピソードをお話したいと思うのですが、時間も限られていますので、
ここは私しか知らないと思われる、どうやって彼が彼女の心を掴んだのか？をお話ししたいと思います。

●●の良いところに、打たれ強いということがあります。
当時の部活内において、一番の美人だったのが△△ちゃんでした。

そして、●●は△△ちゃんに一目見た瞬間に一目惚れしてしまい、
そこから猛烈にアタックをしかけたのです。

しかしながら、△△ちゃんは当時は同じ部内で恋愛関係を持つのは、
困るという理由ではっきりと断ったんです。

もうその当時の、彼の落ち込み具合といったら、
今日の笑顔の正反対で言葉に表すことができない程でした。

私も連れていかれ、連日、男2人ででカラオケに通いつめて、
恋愛の歌ばかりを熱唱していたのを覚えています。

あれからだいぶ経った今でも、あの時二人で歌っていた曲が、
どこかから聞こえてくると、カラオケボックスの中で、二人で熱唱していたあの光景が思い出されて、
今となってはある意味良い思い出になっています(笑

ただ、彼の凄かったのは、それでも諦めなかった事でした。
そして、彼は今までのように猛烈アタックするのではなく、
紳士的に接するようにと接し方を変えていきました。

同じ部内で…と思う彼女の意を理解して、
卒業するまで決してデートといった事は行っていませんでした。

相手の事を思って、相手が望むように紳士的に接していったのです。
まさか●●がそんな事ができるなんて…と部内の男は驚きでした。

きっと△△ちゃんもそんな●●の態度や性格に惹かれていったのではないでしょうか。
一度がダメでもそこですぐには諦めずに、可能性があるなら視点を変えて紳士的に振舞っていた彼の恋愛術は、
いまでは部内の伝説として、後輩達に語り継がれているのです。

皆、●●のような恋愛術を用いれば、△△ちゃんのような、
可愛くて性格も最高の美しいお嫁さんをもらえるかもしれない！と
部内の男子がかなり期待しているほどなのですよ。

●●、△△ちゃん、幸せに！
これからは、恋愛伝説を卒業して、新たな幸せ伝説を作っていってくださいね！本当におめでとう！！