ゲストにはしっかりと受付係として挨拶を

受付では、ゲストの方が来られたり、ご祝儀を受け取ったりなど、様々な受付のシーンがあります。
それぞれに、きちんとした挨拶をしてゲストの方々を気持ちよくお迎えするようにしましょう。

この時も、きちんと両家の代表として自分が受け付けているという意識を持つことも非常に大切になってきます。

ゲストが見られた際にする挨拶

必ず立って一礼をしましょう。
ゲストから祝福の言葉を受けた場合は、笑顔で挨拶するように心がけましょう。

例
ゲスト：「本日はおめでとうございます。新郎友人の△△です。」
受付係：「本日はお忙しい中ご出席頂き、ありがとうございます。」

※ゲストが確実にご家族やご親族であると分かる場合は、 こちらから本日は誠におめでとうございます。と挨拶をするようにしましょう。

ご祝儀を手渡された際にする挨拶

ゲストからお祝いの言葉を頂いて、ご祝儀を手渡されたらお礼を述べてしっかりと両手で受け取ります。

例
受付係：「ありがとうございます。お預かり致します。」

このとき、ご祝儀係の役割の方は、ご祝儀を頂いたゲストの方のお名前を確認して、ゲスト名簿にチェックを入れるようにします。
チェックを入れたら、お盆の上に置くようにします。

※ご祝儀は、すぐに紙袋にしまってしまうと、受付が寂しい感じがしてしまいますので、ご祝儀を置くお盆は空にしないようにするのが一般的です。
目を離さないように注意しつつ、時をみて、積まれたご祝儀の半分ほどを足元の紙袋へと移して、保管するようにしましょう。

記帳をお願いする際の挨拶

ご祝儀を受けた後は、次には芳名帳の記帳をお願いします。
ゲストの方向に芳名帳を向けて、指を揃えて、掌を上にして、そして手を添えてお願いするようにしましょう。

例
受付係：「恐れ入りますが、こちらにご記帳をお願いいたします。」

芳名帳が、二つ折りタイプの際には、片面だけに書いて頂くようにします。
これは、裏写りしないという意味だけでなく、裏表のない。という縁起を担ぐ意味も込められているとされています。

記帳頂いた後は

記帳を終えたら、席次表や披露宴中に使用するものなどを一式手渡しします。
そして、控え室の方向に手を向けて、言葉を添えつつ次の方のご案内へと移ります。

また、お車代や無料駐車券などを預かっている時は、この時にお渡しするようにしましょう。

例
受付係：「開宴までもうしばらくお待ち下さい。控え室は○○になっております。」