お母さんへ。
29年間の今日のこの日まで、育ててくれてありがとうございました。
今日というこの日を無事に迎えることができたのもお母さんのおかげです。
お父さんも天国できっと喜んでくれているのではないかと思います。
ね。そうだよね？お父さん。

お父さんが亡くなってからは、一家の主と母親という
それぞれの役割をこなしていたのは、当時はわからなかったけど、
今ではとても大変だったというのが分かります。

それにも関わらず、当時の私は、我がままを言い放題で、
反抗的な態度も取ってしまったりで、
いつも困らせてばかりだったような気がします。

それなのに、私が苦しい時や辛い時、悔しい思いをした時などに、
私を一番に理解してくれ、そして励ましてくれたのは、ほかならぬお母さんでした。

○○さんが転勤になって東北へ行く事で悩んでいた時も、
そっと私の背中を押してくれたのは、お母さんでした。
あの時があったこらこそ、
今日こうしてここにいれるんだな。と改めて実感しています。

今では、福岡と仙台という遠くに離れてしまっているので、
昔のように頻繁に会ったりというのは難しくはなってしまいましたが、
どうか仕事ばかりしすぎて、体を壊さないようにして下さいね。

今まで照れくさくて言えなかったですけれど、
今日という日のこの場を借りて1つ言わせてください。
私は、お母さんの娘で本当によかったと思っています。
お母さんの娘である事を誇りに思っています。

私を生んでくれて本当にありがとう。
いつか私がお母さんになる日が来たら、
“お母さん”のようなお母さんを目指したいと思います。

これからは、○○さんと二人で力を合わせながら、温かで幸せな家庭を作っていきます。
どうか私達の事を見守っていて下さい。

それと、○○さんのお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、○○君。
不束者ではありますが、これからは家族の一員として、宜しくお願いします。