ジョーゼット

ジョーゼットとは、ジョーゼット・クレープもしくは、クレープ・ジョーゼットの略になり、 薄地で透けて見える細かいちりめんジワのある生地（絹布）の事を言います。

もともとは強くよった糸を縦横に織り出して、密度の荒い平織を指したものですが、 他の織りでちりめんの風合いを出しているものもあり、なめらかな光沢が特徴のサテン（＝朱子織）や 細かい凹凸が特徴の梨地織り等は、独特のシャリ感で、ドレープや 細かいギャザーやプリーツが綺麗に出る事から、婦人用のカクテルドレス、 またイブニングドレスに好んで用いられます。

微妙な光沢が優雅な雰囲気になり、シルク織りについては、 しっとりとした垂れ感があり、薄く柔らかいため歩くと揺れる姿が とてもエレガントな雰囲気を演出する事が出来ます。
こうしたちりめんの風合いは、ドレスだけでなくベールやショールの素材としても使われます。

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